昭和40年ぐらいまでは、菜種油といえば国産菜種が原料だったのですが、輸入の自由化や鹿児島では稲の二期作が始まり菜の花の作付けが減ってきました。
ですが、国産菜種のほうが味、香り、色ともに良いのです。現在、国産菜種は、輸入菜種に比べれば、量的にはごくわずかです。
村山製油ではこの貴重な国産菜種を、なんとか確保して菜種油作りを続けています。
最近では、転作地利用やエコ活動の一環で菜の花栽培が増えてきているようです。花はきれいで、はちみつも美味しく、菜種油の廃油は軽油の代替燃料や石けんの原料になります。
国産の菜種というだけで貴重なのですが、品種や品質でいろいろ違いがあります。村山製油の純菜種油は、九州産と北海道産の質の良いものだけをそれぞれ搾り、うまくブレンドしたものです。
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